レントゲンのポジショニングの基本!就職前の放射線技師必見!

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第68回診療放射線技師国家試験がつい数日前の2016年2月25日に行われました。

学生の皆さんはお疲れさまでしたm(_ _)m

ほとんどの人が合格をして、4月からは病院などの医療機関で働くことになるでしょう!

今回は技師が避けて通れないレントゲン撮影のポジショニングの基礎的なことを簡単に書いてみます。

レントゲンのポジショニング

胸部、頸椎、ステンバース、ラウエンシュタイン、レーゼ法、スカプラY、肩関節軸位などなどどんな撮影法においても、必ず最初に行うべきことがあります!

患者さんの体が真っ直ぐか

新人の技師はどうしても撮影部位だけに目が行ってしまう傾向があります。

腰椎の撮影だったら腰椎だけ見ていて、身体全体が少し斜めになっていることに気が付かないとかです。

腰だけを真っ直ぐにしようと思っても絶対に上手くいかないので必ず撮影台に寝かせたら、まずは身体を捻じれや歪みなく一直線にすることが大事。

腰椎斜位のRAO(第一斜位)→LAO(第二斜位)を撮るときには、RAOが終わったらすぐLAOへ向けるのではなく1度しっかりと仰向けに戻す&身体を真っ直ぐにしてから、LAOへ傾けると良いでしょう。

全ての面から見て真っ直ぐになるように!

全ての面から見て真っ直ぐになるように!

3次元で患者さんの全体像を見て、歪みや捻じれが無いことを確認してから撮影部位に目を向けるようにしましょう。

立位におけるチェック事項

  • どちらかの方向に体重が掛かっていないか
  • 足幅は肩幅程度の自然な幅かどうか
  • 前傾、もしくは後傾姿勢になっていないか

臥位におけるチェック事項

  • 身体が真っ直ぐになっているか
  • 立位と同じく足幅は自然に

身体の力を抜かせる

患者さんの多くはレントゲン撮影に緊張しているものです。

身体のに力が入っていることが多いので、まずはリラックスさせて力を抜いてもらいましょう!

立位撮影だと肩が上がっていることが多いので、軽く両手で抑えてあげればOKですね。

このときは必ず声を掛けましょう!無言で触るのは絶対にNG!

脱力させた状態で的確なポジショニングをすることが大事です。

ポジショニングは体幹部から

患者さんの体は真っ直ぐにすること!と説明したことと重なるかもしれませんが解説します。

どんな撮影においてもまずは体幹部を整位することが大事です。

例えば肘の撮影だったら、肘のポジショニングは最後にすること!

イメージとしては身体の中心から外側の順番で整位するイメージです。

  1. 患者さんを前傾、後傾がなど無いように正しい姿勢で座らせる(体幹部のポジショニング)
  2. 前腕を撮影台の上に乗せてもらう
  3. と肘の高さが合うように、撮影台を上げる
  4. の力を抜かせる
  5. をポジショニングする

いきなり肘を合わせようとすると前傾姿勢になったり肩と肘の高さが合いませんから、ターゲット部位である肘は最後にとっておきましょう!

膝の撮影だったら

  1. 身体全体が真っ直ぐか確認
  2. 下肢に力が入っていないか、曲がっていないかなど確認
  3. 最後に膝をポジショニング!

こんなイメージですね。

ターゲット部位から始めるのではなくて、目を向ける順番としては身体全体→上肢or下肢→ターゲット部位っていう感じですかね。

触る回数は極力少なく

新人の技師と、ベテラン技師の何が違うって1番はポジショニング中に患者さんの身体を触る回数ですね。

患者さんもレントゲンを撮られるということで、ベタベタ触っても怒る人は滅多にいませんが、、、これに甘えて新人だからといって何度も触るのは絶対にダメです(x_x;)

もちろん上司・先輩からはお叱りを受けますがね!

  • ポジショニング終えたけど不安だから同じ部位を何度も触って確認
  • かといって照射野、ポジショニングを変える勇気もない
  • 確認のためまた触ってみる。。。

っていうことは絶対だめ!何のために触ってんの!?と思われること間違いなしです。

患者さんに触れていいのは、最低限のポジショニング必要な場合と、確実に得られる情報があると思った時だけ!

まずは口やジェスチャーで説明する

新人の頃は難しいかもしれませんが、慣れてくると口とジェスチャーだけの説明である程度の思い通りのポジショニングができるようになります。

上手い説明ができると触る回数も自然と減らせるので就職先の上司・先輩方からトークの技術を盗むことは意外と重要ですね!

日本人は頭が良いので、丁寧な説明ができれば、思い通りに動かせちゃうものです。

なんか言い方悪いですが。。。(´;ω;`)ウゥゥ

声を掛ける

何をするにしても、必ず患者さんには声をかけるようにしましょう。

ただ単に「服を抜いてください」、「下着は外して下さい」、「アクセサリーは外して下さいね」って言うのも無しで、簡単で良いので必ず理由を添えて説明するのが大事。

身体を触る前にも、絶対声掛け!

「肩の力を抜きますね」、「足を真っ直ぐにします」、「少し上を向くようにしますね」などなど、場にあった適した言葉を!

お年寄りや子供相手、辛そうな人には安心感を与えるのも大事です。

「すぐに終わりますからね」、「このままじっとしていてね」、「痛くないからね」などなど。

子供に不安を与えたら負け!

子供に不安を与えたら負け!

Source:radiologyassistant

自分の取る行動全ておいて、声を出して説明しても良いぐらいです。

ただでさえ薄暗くて気味の悪いレントゲン室で、無言で対応されたら患者さんにとっては恐怖でしかありませんので(x_x;)。。。コワイヨー

整位のまとめ

ここまで書いてきたことを簡単にまとめてみます。

  • どんな撮影であっても、まずは身体全体を見て歪み、曲がりが無いか確認
  • 身体に無駄な力が入っていることが多いので、力を抜かせる
  • ポジショニングは体幹部から始めて、目的撮影部位は最後に行う
  • 触れる回数は極力減らすこと
  • 声は頻回にかけて、安心感を与えることが大事

撮影部位ばかりに目が生きがちですけど、まずは以上に書いてあることを守ることが大切です!

覚えることだらけで大変だとは思いますが、一つ一つ自らの知識・技術として習得をしていきましょう。

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