技師の就職先の定番といえば病院!
といっても病院で一括りにできるほど単純ではありません。
前回は500床以上の大病院でしたので、
今回は200~500床の中規模病院での技師のお仕事について
書いていきたいと思います。
200~500床の病院
小さな町の市民病院。
増床した個人病院
○○の疾患に特化した病院。
などが当てはまります。
モダリティでいうと一般撮影、CT、MRI、透視装置ぐらいは備えてあるけど
RI、治療についてはあったり無かったりという感じですかね。
意外と忙しい
中規模の病院だと、
技師を業務回せるギリギリしか雇わない所が多いです。
一般撮影装置2台、CT1台、MRI1台、透視装置1台で技師4人というところもあります。
午前中は一般撮影、午後からはCTと透視を担当みたいな日も。
その分検査数も少ないので、対応はできるものですが。
CTは3時過ぎたらほとんど無いとか、透視は午前1件。午後2件みたいな。
大病院みたいにCT3台に技師3人。プラスして管理職の技師1人
さらに看護師さんも医師も常時いてくれる!なんてことはあまりないですね。
CT1台に技師1人。
看護師さんと医師は検査に必要なときだけきて、終わったら早々に自分の持ち場へ!
という感じ。
技師だけじゃなくみんな効率よく動いてますね。
1つ1つ検査をこなしていきましょう!
病院それぞれ
こんなこと言ってしまうと元も子もないのですが。。。
中規模の病院はそれぞれ独自の特色がありますので、その特色を
自分のやりがい、モチベーションにつなげちゃいましょう!
整形外科病院だったら、ひたすら整形外科医からの依頼で撮影!
必然的に撮影枚数も多くなって大変だけど、整形の撮影は完璧だ!
新しい撮影法を考えてみよう!
カテーテルに力を入れた病院であれば、1日中重たい鉛エプロンをきて
医師の補助、透視装置の操作、検査から治療に突入して日付跨いで大変。。。
だけど残業の分給料は良いし、治療の最前線に立てるし、仕事って楽しい!
というようにできたら最高ですね!
新撮影法の開発というのは高難易度ではありますが、、、
その位のモチベーションを!ということで。
学会発表にも挑戦!
病院によっては学会で発表することで、病院の知名度を上げてくれた!
今後も頼むよ!ということで思わぬ高評価に繋がることがあります。
出世欲のある人、診療部・検査部の部長になりたい人は是非挑戦してみてください!
大きな病院で発表するより意味はあるのかも!?
環境としては難しいのかもしれませんが、病院の特色をいかして考えてみると
楽しいかもしれません。
以上ざっくりとした中規模病院での技師のお仕事は!?という記事でした!
次は200床以下の小さな病院での技師のお仕事編です!