病院で働く放射線技師1日の仕事のスケジュールを現役技師が解説!

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病院で働く診療放射線技師に興味があるけど1日の仕事内容やスケジュールが良く分からないという方に向けて1日の流れを解説していきます。

私自身が病院で働く放射線技師ですし、だいたい何処も似たようなスケジュールだと思うので参考にはなると思います。

技師を目指している人や学生、病院への就職・転職を考えている人はぜひ読み進めて下さい。

※放射線治療やRI(核医学検索)になると違いがあるので、当記事では一般撮影、CT、MRIなど定番の撮影業務を例としています。

始業は8時~9時

医療機器の始業点検

ほとんどの病院で技師の始業時間は8時~9時の間です。

一部の病院では看護師のように早番や遅番の勤務があるようですが、夜勤や当直を除くと変則的な勤務はありません。

 

仕事内容として最初にやるべきことは医療機器の始業点検です。

放射線技師というのは悲しいかな医療機器(一般撮影装置、CT、MRIなど)が使えないことには、ほぼ何もできないので点検をおろそかにすることはできません。

1日無事に動いてよ!という思いを込めて、しっかりと点検しましょう!  

 

この始業点検というのは新人、若手の仕事であることが多いです。

上司より早く出勤して点検を済まして置くと高評価!

というか、それが当たり前なのかもしれません(笑)

やってないと怒られます(T_T)  

 

技師に限らずサラリーマンでも同じなので文句は言わない方が無難です。

日本古来から伝わる良き!?伝統なので、あなたも素直に従いましょう。

 

撮影オーダーの確認

始業点検が終わったら今日の撮影オーダー(依頼)を確認します。

HIS:病院情報システム(Hospital Information System)、オーダリングシステムなどが入っていれば電子カルテ上でチェックできます。

自分の苦手、または難しい撮影が入っていたら早めに予習をしておきましょう!  

 

 

午前中は撮影が続きます

病院の外来受付開始して数分後には患者さんがレントゲン撮りにきます。

これを皮切りに、ひたすら撮影! 忙しいときは全然途切れないです(T_T)

待合の椅子が一杯になることも珍しくありませんが、気にしていても減ることはないので撮影業務に励んで下さい。

まあ病院の待ち時間は長いという認識を皆さんお持ちのため、遅くて直接文句を言われることはあまりないですけどね、、、  

 

だからといって待たせては駄目!

患者さんの間違いは無いように、そして撮り忘れも無いように!

焦らず早く撮りましょう(笑)

 

一般撮影、CT、MRIの全てが忙しい

午前中は数週間前からの予約オーダー、入院患者さんのオーダー、外来からの当日オーダーがありレントゲン、透視、CT、MRIと全ての撮影部門が忙しいことを知っておきましょう。

また病棟で行うポータブル撮影では始業前に入っていたオーダーは午前中に全て撮り終わっていないと病棟、医師、看護師などからクレームがくることもあります(´;ω;`)ウッ…

鉛防護服を着て重いポータブル撮影装置を相棒に病院中を駆け巡る必要があり、技師の仕事の中で最もハードなお仕事と言えるかもしれません。

 

昼休憩は交代制

技師全員が同じ時間に休憩したら急な撮影に対応できないのでお昼は交代制です。

お昼ご飯を食べ終わったら普通の職場と同じく仕事の話、雑談をしながらコーヒー飲んだりします。

 

技師特有の昼休憩あるあると言えば、

「一般撮影の技師がCTの技師に今日は忙しかった?」

と質問したり

MRIの技師が一般撮影の技師に

「今日は珍しく暇だったよ」

という報告をする会話が良く聞こえてくることですかね。

まあ紹介するほどの話でもないですが、、、

 

午後は入院患者さん

午後は入院患者さんがメインで、他には学校・仕事帰りの患者さんが来たらその都度撮影をしていきます。

3時をすぎると当日オーダーも減りますし、撮影をしにくる患者さんも減って仕事が落ち着きます。

 

あとの時間は何をするの!?というと  

まだ来てない入院患者さんの呼び出しや画像処理ですね。

CT、MRIだと撮影自体は終わったけど求められている画像処理は終わってないという事態になりがちです、

MRPや3D作ったり角度付けたり色つけたりします。

ctの画像処理

一般撮影だと新人相手に今日、撮った写真を見て良い処、悪い処の反省会が始まります。

新人の頃は色々言われますので、しっかりとメモを取って次回につなげましょう!  

 

終業点検や清掃

画像処理や反省会、そして撮影した画像がPACS・サーバーに正しく送信されたことが確認できたら終業に向けての仕事が始まります。

 

その1つが技師の命とも言える医療機器の終業点検で、始業点検と同じく新人、若手の仕事なので若いうちは、はりきってやってください。

そして少しでも異常、おかしいと感じたら上司やそのモダリティのスペシャリストに報告しましょう。

恐らく3ヶ月も働ければ○○さんは一般撮影には興味ないけどCTは大好きとか、○○主任はMRIのことになると目つきが変わるなど、人それぞれの好きな医療機器が分かってくるはずです。

一般撮影装置に異常が発生したら、一般撮影が好きそうな先輩技師に声を掛けるのが良いでしょう!

MRI大好きな技師に一般撮影のことを聞いても、そっけない対応または返事される確率は高いですから。。。

 

あとは撮影室やカセッテ、ベッドなどのお掃除ですね。

またホッとしてると急に撮影して!という医師の一声があることもありますので常に臨戦態勢でいましょう。  

 

仕事は定時で終われるの?

技師を目指す人や学生が最も気になる仕事は定時で追われるの?

ということですが、17時~18時ぐらいで仕事(撮影業務)自体は終わっていることが多いです。

撮影依頼が無ければ技師の仕事もないわけですので病院が静かになれば技師も落ち着けます。

 

あえて言うならMRIは他の部門に比べると残業が多い気がします。

MRI検査はCTと同じぐらいの需要がありますが、1つの病院に置いてあるMRIの台数が少ないことや検査時間が長いことから定時が終わってからも撮影が続くことが多いです。

患者さんの予備入れやポジショニング以外は座り仕事なので、体力的・肉体的に辛くはありませんが、睡魔との戦いが待っていることでしょう。

MRIが発する独特の音、そして数十分という長い検査時間から眠くなりがちですからね。

 

仕事が終わってすぐ帰れるかは病院次第、職場の雰囲気次第ですね。

残って学会発表のため研究している人もいれば画像処理が好きでずっとやってる人など居て、定時で帰りにくい雰囲気がある職場があるのは事実です。

まあ定時に帰れるけど帰れない問題は技師に限らず日本社会の伝統ですから郷に入ったら郷に従って下さい。

 

まとめ

病院でレントゲン、CT、MRI業務に携わる技師の1日を紹介しましたが、だいたいの病院が紹介したような流れだと思います。

紹介したこと以外で言えば看護師さんとお話できる機会が1日に1回は必ずあるので、この会話を楽しんで下さいということですね。

まあ女性にとっては楽しくないかもしれませんが。。。

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