診療放射線技師の養成学部の新設が、ここ数年で多くなってきたということで大学の新設学部に入学したときのメリットとデメリットを紹介してみたいと思います。
基本的に放射線技師の学部目線で書いていきますが、経済学部など定番の他に、変わり種のシティライフ学部、コミュニケーション障害学科、園芸学部、建築デザイン学科を目指している人にとっても、重なる部分は多少はあると思うので色々な人に参考にしていただければ幸いです!
大学・専門学校の学部って何でもありみたいですね。
世の中知らないことが多すぎて人生足りませんわ。
目次
新設学部に入るメリット
施設・設備が新しい!?
大学自体が古いと期待はできないかもしれませんが〇〇学科新規開設のため新棟(A棟)を2020年4月に向けて建設中!
などの文字がホームページやパンフレットに踊っていれば、綺麗なキャンパス・講義室を1番に使えるかもしれません。
美人は3日で飽きるという言葉があるように、綺麗な環境も3日で飽きますけど。
まあ実際の所は美人は3光年経っても飽きませんけどね!
以下技師関連
診療放射線技師学校養成所指定規則 第二条十一では実習用設備を設けなさいとの記載があります。
一般撮影、CT、MRIぐらいは設置しなさい!ということです。
新設だから新品の医療機器だ!やったー!とは考えないで下さい。
どこかの医療施設で使用されていたものが、導入されることも少なくありませんので。
新品を操作したいことを理由に新設学科に行く人はいないでしょうけどね(x_x;)
直属の先輩がいない
当然のことながら入学したら、直属の先輩はいません。
煩わしい人間関係のネットワークをできる限り狭めたい人にとってはメリットになるのでは?いうことで書いてみました。
大学自体が新設でない限り、先輩っていう存在は排除できないけどさ。
大学の先輩・後輩関係が一番楽しくもあり、邪魔臭いよね。
酒が絡むとろくなもんじゃないよ!
過去問が無い
放射線学科の1年目なわけですから放射化学、物理、計測学など技師特有のテストの過去問はありません。
ということで、俺だけ過去問を入手できなかったよー(T_T)どうしたらいいんだ。。。
っていうことは無いので人付き合いが苦手な人でも大丈夫!みんな平等です!
過去問公表してくれる教授や講義だったら良いんですけどね。。。
とか言ってますが、普通に友達を作りましょう。
一緒に勉強を頑張れる人がいると捗り方が全然違います。
友達いなくて過去問入手できず、テストの点数悪くて留年にでもなったら精神的な落ち込みが半端ないと思いますので。全米が泣くどころではありません。
もう出家する道しか残されていません!
新設学科に入るデメリット
大学側も試行錯誤
初めての学部ということで、大学側の受け入れ態勢や講義スケジュール等が整っていないこともあります。
人間誰しもが完ぺきではありませんからね、こんなことも普通に考えられます。
新しいプロジェクトに参加してるけど、意見を出すことはできない的な立場におかれます。
過去問が無い
メリットにも書きましたが、デメリットになることのほうが多いのかなって思います。
超難しいテストを作成してくる講師の場合だと、過去問を入手しないことにはどうしよもありません。
新設学部でこのタイプの講師に当たってしまった場合、
受験者の半分以上が赤点!ってことも珍しくは無く、
学生の間で「再試料の何割かが〇〇に入るんじゃねーの!?絶対そうだよな!」
って盛り上がること間違いなしです!
再試料の値段て何故に数千円もかかるんでしょうね。
せいぜいコピー代ぐらいだろうにさ!プンプン!
就職が不利!?
病院・企業からすると、前例がない学部の学生を採用するのは勇気がいるもの。
大学との繋がりはあっても、学部との繋がりはないという不利な点があります。
あなたが採用担当者だったとして、新設学部の学生をどう思うかを考えてみるといいかもしれませんね。
新設学部入学のまとめ!
凄く個人的な意見かもしれませんが、人付き合い少なくしたい人、人見知りの人には新設学部がオススメです!
ネガティブな思考で、大学選びをすることは良いと思えないけど。。。
矛盾したこと言ってすいません(x_x;)
1番心配なのが就職に関することですけどね。
こればっかりは、あなたの考え方次第としか言えません。。。
色んな角度から考えてみて下さい!