放射線技師国家試験の過去問題をちょっとまとめの後編

サルコイドーシスのレントゲン

前回の続きとなります。

放射線技師国家試験の過去問例。簡単!?難しい!?前編で 載せきれなかった残り7科目です!

8.診療画像検査学     20問

技師の業務として読影の補助業務が追加されました。

CT画像、MRI画像、核医学、エコーを見せられて、この疾患は何でしょう?といった問題が出ます。  

胸部 X 線写真を別に示す。 最も考えられるのはどれか
1.気 胸
2.肺水腫
3.間質性肺炎
4.胸部大動脈瘤
5.サルコイドーシス

サルコイドーシスの胸部写真

疾患は?

Answer 5. 肺門リンパ節腫大を認めるから。サルコイドーシスの特徴です。  

9.画像工学     5問

X線画像のノイズや粒状性、コントラストといった 画像評価に関する問題。
カメラ詳しい人なら好きな科目と思います。  

画像の視覚評価法はどれか
1. RMS粒状度
2. 量子検出効率(DQE)
3. 雑音等価量子数(NEQ)
4. ウィナースペクトル
5. C-D(contrast-detail)ダイアグラム
Answer 5. 他は物理学的評価。パソコンとか使わないと分かりません。  

10.医用画像情報学     10問

画像工学との違いは医用画像がどうか。より専門的。
レントゲン画像の成り立ちなどがでます。
こんな問題も出たりしますが。  

1Gpbsで1枚5Mバイトの画像を伝送する。1秒間に伝送できる画像数はどれか。
1. 25
2. 100
3. 200
4. 400
5. 1600
Answer 3. パソコン詳しければ簡単ですね!  

11.放射線計測学     10問

文字通り放射線の計り方です。計測実習と結び付けて覚えましょう。
あと放射線の単位も頻出。

コバルト60のエネルギースペクトルを測定すると2.5MeVにピークがあった。
このピークはどれか。

1. 後方散乱ピーク
2. エスケープピーク
3. コンプトンピーク
4. サムピーク
5. 光電ピーク
Answer 4. 1.17と1.33MeVのγ線が出てるから。サムしましょう。  

12.核医学検査技術学     20問

まずガンマカメラ、SPECT、PETの違いを認識しましょう。
核医学の基礎を理解しないと意味不明の科目ですので。

  SPECTの分解能に影響しないのはどれか。
1. 回転半径
2. 吸収補正
3. 散乱補正
4. 画像再構成法
5. 放射能減衰補正
Answer 5. 分解能には影響しません。  

13.放射線治療技術学     20問

放射線治療の適応疾患や照射方法 治療に適した放射線量や放射線の種類について。  

TNM分類で正しいのはどれか。
1. 組織型分涙
2. 放射線感受性分類
3. 分化度分類
4. 悪性度分類
5. 進行度分類
Answer 5. TNMといったら進行度!  

14.放射線安全管理学

福島原発事故からニュースでよく聞く
年間の被曝線量限度など、法に纏わる放射線の問題です。
被曝軽減の方法なども!  

X線撮影で患者の被ばく線量を軽減する効果のないのはどれか。
1. X線管とフイルムとの距離を短くする。
2. 高感度増感紙を用いる。
3. 高電圧で撮影する。
4. グリッドを用いる。
5. 照射野を絞る。
Answer 4. グリッド使うと線量増えるので被曝も増えます。  

難しいのか簡単なのか

以上、日本一シンプルな放射線技師国家試験の紹介でした。
まあ問題の雰囲気は分かるのかなと。。。

前回の記事と同じく、過去の頻出問題ばかりです。
これを簡単!って思えるようにならないと合格できません。
今は分からなくても真面目に勉強していれば超簡単!って思えますのでね!

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