放射線技師にオススメの読影補助に役立つ本6選!仕事中に思うことも!

放射線技師の読影本
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現代の診療放射線技師は厚生労働省通知の「医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進について」で明記されているように、画像診断等における読影の補助を行うようにとされています。

読影の補助について具体的な内容を示したガイドライン等は無いので、各病院や施設、そして技師それぞれの裁量に任されているのが実情で、曖昧なものとはなっていますが技師にも読影スキルは必須です!

そこで今回は読影スキル向上のために役立つお勧めの参考書、医学書を紹介&僕の個人的な感想やら思うこともついでに書いていきます。

読影技術を向上させる本と個人的見解

胸部レントゲン

放射線技師のお仕事を代表する胸部レントゲンですが、ただ毎回撮影するだけでは面白くないので読影スキルも身に付けましょう。

撮った写真の確定検像ついでに、胸水溜まってるなぁ~、両側の下肺野が汚いし誤嚥でもしたのかな?、明らかに肺炎だ。。。あとでCT追加しそうだし先にDrに連絡しとこうかな?と思いながら仕事をするだけでも単調になりがちな胸部XP撮影も捗ることでしょう。

タイトル通り優しく胸部レントゲンの読み方を解説してくれています。

どうでもいいですけど、こういった医師向けに書かれた読影に関する本を若手技師が持っていると必ず1人ぐらいの先輩から「勉強熱心だね(笑)偉いぞ(笑)」みたいな褒めているのか、若干冷やかしているのか分からないことを言ってくる人がいますが、気にしないようにしましょう。。。

胸部CT

僕が最も取っ付きにくかったのが胸部CTですね。

腹部CTのように各臓器の形状やサイズ、CT値の増減を見ればいいというものでは無く、肺動静脈の血管影を読む必要があり難易度が高く感じました(´;ω;`)ウッ…

胸膜、胸水、無気肺のCT値の違いやconsolidation(コンソリデーション)、air bronchogram(エアブロンコグラム)などが分かってくると面白いです。

胸部CTを読影する前に知っておくべき肺区域はもちろんのこと、小葉や細気管支から肺胞などの構造、間質性と器質性の違いまで丁寧に教えてくれる本です。

症例も縦郭領域、肺腫瘍、びまん性疾患などジャンルで分かれており見やすく取っつきやすくてオススメ。

腹部CT

腹部CTは画像の連続性や各臓器ごとに見ていけば良いので割とすんなり入り込むことができました。

造影にしても単純画像をしっかりと見てから比較するなど手順を追って行けば難しいことではありません。

腹部CTで分からないことがあったら、まずこの本で調べてます!

放射線科の教科書としても有名ということもあり、ほとんどの腹部疾患は網羅されています。

MRI

MRIの読影に関しては、なぜCTではなくMRIで撮影されたのか?ということから考えると良いよ!というアドバイスをされたことがあります。

それぞれの装置で得意とする対象臓器や疾患は違いますので、ここから注目していくとおのずと画像にも親しみやすくなります。

しかし僕自身MRIは頭頸部領域のルーチン撮影ができるぐらいで、パシッとメインでバリバリ扱った経験はないので偉そうなことは言えません(´;ω;`)

今いる病院でMRIというと頭部メインなので、MRIの本はコレしか持ってないということでオススメはコレです。

このシリーズは白衣・ケーシーのポケットに入るコンパクトサイズなので持ち運びやチラ見をしたいときに便利!あと正常画像も載っているので基本的な解剖をド忘れしたときにも。。。他に頭部CTと腹部CTのバージョンも愛用しています。

仕事中でも気軽に広げることができるのというのが最大のメリット。

総合的な本

以下2冊はモダリティ別ではなくて放射線機器、MRI、超音波など画像診断全般をまとめたものになります。

放射線科医のバイブルという評判を聞いて買ってみましたが、大型本&1万円越えということでかなりのボリュームがあります。

内容は基礎でありながらも把握してないことが多いレントゲン写真の成り立ちから実際の症例を基にした実践的な画像解説まで網羅しております。

各臓器・組織の構造や長官骨の発生、消化管の回転と固定なども丁寧に図解されており、とても勉強になりますが僕にはもったいない1冊とも言えます(´;ω;`)ウゥゥ

放射線科医を目指すぐらいの意気込みがある方にオススメです!

この本は日本医師会が発行している本で、僕はDrから「もっと勉強しろよ」という言葉こそ無かったものの熱いメッセージを雰囲気で感じながら譲り受けました。

読影の解説だけではなく、その後の治療方針なども解説しているのがオススメポイントです!

覚えようという気持ちが必要

以下余談のようなものです。

できの悪い僕の場合は技師としてそれなりに信頼されて1日に何十件もXP,CTを撮影するようになった時期ですら読影どころか基本的な解剖もままなりませんでした(´;ω;`)ウッ…

これは撮影さえこなしていれば仕事として成立する環境にあったからです。。。

覚えようという気持ちが無いと何1つ読影や解剖のことは頭に入ってきませんでした。

新人扱いもされなくなった時期に流石にこれでは不味いと思い読影の勉強を開始したところ、今まで無知が恥ずかしくなる位に画像のことが分かるようになりましたけどね。

これから技師として働く人、そして働いてるけど解剖や読影を疎かにしている人は少しでも覚えようという意識を持ちながら仕事をすることをオススメします。

勉強の素材が目の前にあるわけですから意欲さえあれば、あっという間にあなた自身の知識として身についていくことでしょう!

電子カルテ導入の病院だと放射線科医による読影レポートを見ることができるので、自分が撮影した画像についてのレポートは見て勉強しても良いのかなと思います。

基本的に診療記録(読影レポート)は個人情報保護の観点から、やたらむやみに見ていいものではないということは知っておいて下さいね。。。

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3 件のコメント

  • コメント失礼致します。
    今放射線技師として働いてます3年目になります。もともと給料面と休暇の日数が少なくて転職を考えています。
    ともきさんは2度転職されたとのことですが、何がきっかけで転職なされたのですか?また何年目の時に最初の転職をなさったのですか?

  • コメントありがとうございます。

    私の場合は最初の就職先が1年間の契約職員という形でしたので、1回目の転職は単純に契約満了だからという理由です。

    技師となって2つ目の職場は100床程の小さな病院で4年ほど勤めましたが、辞めた理由としては昇給が期待できないことや病院の今後に不安を持ったからです。
    居心地も良かったし、その時点での給料も決して低くは無かったのですが10年、20年先を考えると希望が無いし不安になったという感じです。

  • 返信ありがとうございました。
    ブログ楽しみにしているので、これからも頑張ってください(^○^)

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